2017年 10月 27日
仙台滞在記 ⑤ 晩翠草堂
不朽の名作「荒城の月」の作詞家として有名な
詩人、英文学者の土井晩翠さんが住んでいたお家へ。
仙台の街中。
ビルとビルに挟まれるようにそのお家はあります。
仙台市街は新しい建物が多いので、時代に取り残されたような
印象を受けます。
このお家は、晩翠さんが戦災で住居と蔵書を失って、
落ち込んでいた時に、教え子たちと市民有志が中心となって
晩翠さんのために建設した建物なのだそうです。
晩翠さん、愛されていたんですね。
お家の中には、晩翠さんの著作物や写真パネルの他、
使用していたベッドや下駄、愛用品などが展示されています。
この詩集が晩翠さんが最初に出した本。
この2年前に『若菜集』を発表していた島崎藤村とともに
「藤晩時代」と呼ばれ、高く評価されたそうです。
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晩翠さんは、他にもいろいろ詩集や翻訳本など出版しています。
レトロな装丁に萌え♡
晩翠さんは、日本全国たくさんの校歌を
作詞したことでも有名な方です。
晩翠さんに想いを馳せてるチャーリー。
すると、小さな声が聞こえてきました。
「こっちこっち」
お庭に晩翠さんの銅像が。
チャー:「あのお声は晩翠アニキでしたか」
晩翠さん:「ゆっくりしておゆきなさい」
晩翠草堂(ばんすいそうどう) せんだい旅日和
http://www.sentabi.jp/guidebook/attractions/view/86
by charlienoguchi
| 2017-10-27 11:43
| 旅