2019年 03月 10日
石神さんと海女さんと
三重県鳥羽市の海のちかく、
相差(おうさつ)へとやってきました。

チャー:「さっそく、顔ハメで海女さんになってみましたよ」
相差は、日本一海女さんが多い町なのだそうです。

チャー:「これから、”石神さん”に行きまーす」

盃状穴が穿たれた、お舟の形の手水鉢に興味津々。

まずはじめに、相差の氏神様、明神神社にご挨拶。
石橋山の戦いで敗れた源氏の残党がこの洞穴に
身を潜めたという伝説の木。

大きな木がたくさんありました。
こちらはスジダイ。
ヤマモガシ。
こちらもすごいパワーでした。

無骨なおむすびのような、いい具合のさざれ石。

いよいよ、”石神さん”こと、石神社へ。

女性に優しい神様ですね。

石神さんのお社には小ぶりで形のいい磐座が。
御祭神の豊玉姫(とよたまひめ)は海の神様。
古くから、相差の海女さんや女性たちから
信仰されてきたそうです。
ちょこっと日本神話をどうぞ。
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海の神様、綿津見神(わたつみのかみ)には
豊玉姫(とよたまひめ)と玉依姫(たまよりひめ)
という娘の神様がいました。
豊玉姫は、
彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと:別名 山幸彦)が
海に入った際、海の中にある宮殿で出逢い、結ばれ、
鸕鶿草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)を
産みました。
豊玉姫が出産の間は、中を見ないように念押しして
いたのに、彦火火出見尊は覗いてしまい、サメの姿に
なって出産している豊玉姫を目撃してしまいます。
豊玉姫は恥じて、海へに帰ってしまったので、
母代わりとして、妹の玉依姫が鸕鷀草葺不合尊を
育てることに。
その後、玉依姫と鸕鷀草葺不合尊は結ばれまして、
生まれたのが、初代天皇の神武天皇。
という物語。

おみくじ好きなチャーリー。

開けてみて〜

チャー:「大漁じゃ!
皆さま、ありがとうございます〜っ!」
ユニフォームがとっても可愛かったです!
南鳥羽 相差
by charlienoguchi
| 2019-03-10 09:12
| 旅