石神さんと海女さんと




三重県鳥羽市の海のちかく、
相差(おうさつ)へとやってきました。



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チャー:「さっそく、顔ハメで海女さんになってみましたよ」
相差は、日本一海女さんが多い町なのだそうです。




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チャー:「これから、”石神さん”に行きまーす」




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盃状穴が穿たれた、お舟の形の手水鉢に興味津々。





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まずはじめに、相差の氏神様、明神神社にご挨拶。




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稲荷神社へのアプローチもいい感じ。




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長寿のご利益があるという、貫禄ある楠の古木は、
石橋山の戦いで敗れた源氏の残党がこの洞穴に
身を潜めたという伝説の木。




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大きな木がたくさんありました。
こちらはスジダイ。




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ヤマモガシ。
こちらもすごいパワーでした。




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無骨なおむすびのような、いい具合のさざれ石。




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いよいよ、”石神さん”こと、石神社へ。




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女性に優しい神様ですね。




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石神さんのお社には小ぶりで形のいい磐座が。
御祭神の豊玉姫(とよたまひめ)は海の神様。
古くから、相差の海女さんや女性たちから
信仰されてきたそうです。



ちょこっと日本神話をどうぞ。


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海の神様、綿津見神(わたつみのかみ)には
豊玉姫(とよたまひめ)と玉依姫(たまよりひめ)
という娘の神様がいました。

豊玉姫は、
彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと:別名 山幸彦)が
海に入った際、海の中にある宮殿で出逢い、結ばれ、
鸕鶿草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)を
産みました。

豊玉姫が出産の間は、中を見ないように念押しして
いたのに、彦火火出見尊は覗いてしまい、サメの姿に
なって出産している豊玉姫を目撃してしまいます。

豊玉姫は恥じて、海へに帰ってしまったので、
母代わりとして、妹の玉依姫が鸕鷀草葺不合尊を
育てることに。

その後、玉依姫と鸕鷀草葺不合尊は結ばれまして、
生まれたのが、初代天皇の神武天皇。

という物語。





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おみくじ好きなチャーリー。




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開けてみて〜




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チャー:「大漁じゃ!
     皆さま、ありがとうございます〜っ!」




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観音様が鯨に乗って現れたとされる鯨崎へ。




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海女さんにも会えました。
ユニフォームがとっても可愛かったです!






南鳥羽 相差






by charlienoguchi | 2019-03-10 09:12 |

写真家 野口さとこの相棒、モデルのチャーリーの世界。 美味しいものと京都慕情。日常と珍道中。satokonoguchi.com


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