2019年 03月 21日
キラク写真講座〜春の撮影会① 梅宮大社
3月17日、キラク写真講座の春の撮影会で
” 梅宮大社 (うめのみやたいしゃ) ” に
出かけました。

”梅宮”

灯篭にも”梅宮”。
マリオさんも一緒です。

随身門の上には、酒樽が。
酒造の神様、酒解神(さかとけのかみ)が
御祭神だからなのでしょう。

境内にもずらりと酒樽。

シンプルな佇まいの檜皮葺きの本殿には、
四柱の神様がお祀りされています。
・酒解神(さかとけのかみ) :大山祇神(オオヤマヅミノカミ)とされる
↓娘
・酒解子神(さかとけこのかみ):木花咲耶姫命(コノハナノサクヤヒメ)とされる
↑夫婦↓
・大若子神(おおわくこのかみ):瓊々杵尊(ニニギノミコト)とされる
↓息子
・小若子神(こわくこのかみ) :彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト)とされる
木花咲耶姫命が彦火火出見尊を出産した際、
父の大山祗神が狭名田(鹿児島県霧島市) の
茂穂で、天甜酒(あめのたむさけ)を造り、
全ての神様にお供えしたのが、日本酒醸造の
始まりだということで、この父娘神が酒造の
神様となられたようです。
木花咲耶姫命が燃えさかる炎の中で、
危険を顧みず逞しく出産したことから、
安産の神様としても霊験あらたか。
そういえば、
先日ご紹介した鳥羽の石神さんの御祭神豊玉姫は、
こちらのご祭神彦火火出見尊の后となった神様。
橘氏の氏神として創建されたのが始まりという
梅宮大社。相殿には、橘氏と梅宮大社の中興に
ゆかりのある方々が。
・橘清友公
↓娘
・橘嘉智子(檀林皇后):絶世の美女
↑ 梅宮大社を現在の場所に移した
夫婦
↓
・嵯峨天皇:橘逸勢、空海とともに「三筆」のひとり
↓ ちなみに橘逸勢は橘嘉智子のいとこにあたり
↓ 梅宮大社の境内の摂社に祀られている
↓
↓息子(梅宮大社に祈願して授かった)
↓
・仁明天皇

本殿の両脇をに鎮座する狛犬と獅子さんは、
小柄でとても可愛い。

チャー:「愛嬌がありますねぇ」

梅宮大社には神苑があります。
季節を通じて、いろんな花を楽しめるようです。

さっそく撮影に集中するメンバーの皆さん。

フォトジェニックなお花がたくさん。

青空と紅梅のコントラストも美しい。

チャー:「こんな硬い枝から、どうやって
こんな繊細なお花が咲くのかしらん」

椿の季節でもありますな。

チャー:「まだ落ちなくてもいいのにねぇ。
でも、今落ちるからいいのかもしれない……」

芦で葺いた茶室 ”池中亭"。

広い池には、鯉もたくさんいます。
素敵な女性たちとのスナップショットもどうぞ♡



お次は、嵐山でお舟あそび♪
4月6日(土)はさくらの撮影会がありますよー。
↓
キラク写真講座:さくら撮影会
by charlienoguchi
| 2019-03-21 17:13
| キラク写真教室