太宰治の生家「斜陽館」での出会い



津軽の文豪といえば……、



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チャー:「太宰治アニキ!」

彼が育った金木町の生家、
太宰治記念館を訪ねました。




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この豪邸は明治40年、太宰治の父、
津軽の大地主で実業家、津島源右衛門さん
によって建てられた建築です。

戦後になって津島家が手放し、
昭和25年から旅館 ”斜陽館” となり、
現在は”太宰治記念館”となっています。




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まずは蔵の前で撮影してみました。




が……、




チャー:「うーん、うーん、
     イマイチ盛り上がりに欠けない?
     そうだ!」




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チャー:「ぐふふ」




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作務衣に法被姿になってみました。
チャー:「この方がしっくりくるっしょ?」




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旅館 ”斜陽館” の番頭さん気分のようで。

こちらは板の間。
吹き抜けから入る自然光がいい感じ。




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昔のお家は、家族の中でも身分制度が
あったそうで、一段高い座敷でご飯を
食べることができたのは、お父さんと
長男だけだったそうです。

この段差、少し高くなっているだけ
なのですが、うっかりしてると、
ずっこけちゃうので要注意。




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4部屋の和室を開放すると、
63畳の大広間になるらしい。
とにかく作りが大きい島津家です。

チャー:「大宴会ができますねぇ」




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チャー:「お仏壇も大き〜い!」




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意匠が凝らされていて、細部への
こだわりが感じられます。

太宰治は、
”風情も何もないただ大きいのである”
と思っていたようですが……。




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チャー:「も〜い〜よっ」




……、誰とかくれんぼ?




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太宰治に想いを馳せる。





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チャー:「2階もあるよー」




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和洋折衷な感じがとっても素敵。




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2階からお庭を望む。




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鹿鳴館風の洋間。




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こちらはお母さんのお部屋だった空間。
右から三番目の襖に書かれている漢詩に
ご注目なのでございます。




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「斜陽」という文字が。
旅館時代から太宰ファンに「斜陽の間」
として親しまれてきたそうな。




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鬼に捕まったようで……、
かくれんぼ終了のようです。




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鬼の正体は階段の装飾でした。




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蔵に続く階段。
太宰治は子どもの頃、
この階段で遊んでいたそうです。




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小さな太宰治に会いました。
彫刻家 中村晋也さんの作品。




太宰治像に見とれていると……、




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津軽美人に出会ったのであります。

長尾真紀子さん。
五所川原で音楽教室や書道教室の先生を
している傍ら、太宰治のイベントなどで
作品の朗読をしたり、イベントの司会を
しているという、素敵な女性。



真紀子さん:「おめ、だだば !?
チャーリー:「わ、チャーリーだぢゃ



津軽弁での会話に挑戦。




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真紀子さん:「デッけぇ銅像は公園さ
       行げばあるばって、イグ?

という訳で、ご案内していただけることに。




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の前に、何故か駅。




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なんと、
公園の中に汽車が走っているのです!
電車じゃなくて、汽車ですよ!




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津軽鉄道、その名も ” 走れメロス号 ”




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真紀子さん:「これが太宰治の銅像だおん」
チャーリー:「おんろー、かっこいっきゃ!」




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短い時間でしたが、バイリンガルの
真紀子さんから津軽弁をちょこっと
教えていただきました。
日本語とは思えないフランス語のような
なめらかな言葉はなかなかにディープで
クセになりました。

真紀子さん、ありがどーごし!










by charlienoguchi | 2019-08-06 21:54 |

写真家 野口さとこの相棒、モデルのチャーリーの世界。 美味しいものと京都慕情。日常と珍道中。satokonoguchi.com


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