2020年 02月 09日
智頭町訪問記 ⑤ 石谷家住宅
江戸時代、鳥取藩の参勤交代の
宿場となった智頭。

情緒ある風景が広がっています。

そんな智頭宿にある石谷家住宅。
参勤交代の際、
お殿様は本陣を利用したそうですが、
お供の上級武士の皆さんが宿泊した
のがこちらだとか。

建物自体は、江戸末期の庄屋建築から
大正、昭和にかけて改装や増築を重ねて
現在の姿になったということです。
こちらは武家風の式台。
:ちょっとここで石谷家情報:
元禄時代初め1691年頃に鳥取城下から
元禄時代初め1691年頃に鳥取城下から
智頭に移り住み、大庄屋を務めながら
地主経営や宿場問屋、林業を発展させ
智頭宿の発展に貢献した実業家、
石谷さんの住居兼オフィス。

主屋に入ると、土間。
ドドーンと圧倒的な広がり。

林業を営んでいたという石谷家。
さすが!と思わず唸ってしまう
贅沢な造りでございます。
モデルルーム的な役割も
果たしていたらしい。

畳廊下なのでございます。

チャー:「障子に和みますな」

江戸末期に建てられた
書院造の江戸屋敷。

庭園もお見事。
奥には茶室もあります。

池泉庭園。
石組みが格好いい。

貸切状態でゆっくりできました。

和式応接室の濡れ縁から中庭を望む。

小さな空間に太鼓橋!

太鼓橋を渡ると、さらにお部屋が。
その一室には大きな神棚が据えられた
神様のお部屋がありました。

見事な細工が施された欄間。

2階からの眺め。

1階に戻り、主人の間。
床の間横に据え付けられた
違い棚が素敵。
めっちゃ部屋多い!
と思ったら、40室もあるらしい。
ちなみに先ほどの畳廊下は36畳敷!
敷地面積は3000坪!

チャー:「チャーリーより年上ですよね?」
福助さん:「お主、あったりまえやー」

石谷家のご家族は、
洋風な生活も楽しんで
いらしたようですね。

蔵が7棟もあるんですって。

民芸の美しさよ。

ぴったりの椅子を見つけて
ご機嫌のチャーリー。
石谷家(いしたにけ)住宅
by charlienoguchi
| 2020-02-09 23:17
| 旅